2026-08-258 min業界研究

学生向け・太陽光発電と蓄電池の業界をやさしく解説

Growith 採用担当

再生可能エネルギーという言葉はよく聞いても、太陽光発電や蓄電池の業界がどんな仕組みで成り立っているのかは、意外と知られていません。この記事では、業界研究の入り口として、基本の仕組みと関わる企業、そこで働く人の仕事を紹介します。

太陽光発電と蓄電池の基本

太陽光発電は、太陽の光を太陽電池(パネル)で電気に変える仕組みです。発電中に二酸化炭素を出さないことから、再生可能エネルギーの代表的な方法として普及してきました。住宅の屋根に載せる小規模なものから、広い土地に多数のパネルを並べる大規模な発電所まで、規模はさまざまです。

蓄電池は、電気をためておき、必要なときに使うための設備です。太陽光発電は日中にしか発電できないため、昼間に発電した電気をためて夜に使ったり、停電時の備えにしたりする目的で、太陽光発電と組み合わせて導入されることが増えています。

普及の背景にある制度と社会の変化

固定価格買取制度(FIT)

日本では2012年に、再生可能エネルギーで発電した電気を、国が定めた価格で一定期間、電力会社が買い取る「固定価格買取制度(FIT)」が始まりました。これをきっかけに、住宅用・事業用ともに太陽光発電の導入が大きく進みました。

「売る」から「使う」へ

住宅用の太陽光発電の買取期間は10年間で、2019年以降、買取期間を終える家庭が出始めています。買取期間を終えたあとは、発電した電気を自宅で使う「自家消費」の考え方が重視されるようになり、蓄電池への関心も高まっています。

脱炭素と防災

国が2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目標に掲げたことや、災害時の停電への備えを意識する家庭が増えたことも、業界を取り巻く大きな変化です。

業界に関わる企業

  • メーカー:太陽電池パネル、パワーコンディショナ(発電した電気を家庭で使える形に変える機器)、蓄電池などを開発・製造します。
  • 販売・施工会社:家庭や企業に設備を提案し、設置工事を手配・管理し、設置後のサポートを行います。
  • 電力会社・電力小売事業者:電気を供給し、余った電気の買い取りなどを行います。
  • 金融・保険:設備を導入するためのローンや、機器の保証・保険を提供します。

業界で働く人の仕事

販売・施工会社を例にとると、次のような仕事があります。

  1. 営業:お客様の電気の使い方や住まいの状況をうかがい、設備の組み合わせや費用の目安を提案します。
  2. 設計・積算:屋根の形や方角、面積から、載せられるパネルの枚数や発電量の見込みを試算します。
  3. 施工管理:工事の日程や品質、安全を管理します。
  4. アフターサポート:設置後の点検や、機器の不具合への対応を行います。

業界研究で押さえたい視点

  • 制度の変化が、業界のビジネスにどんな影響を与えてきたか
  • メーカーと販売・施工会社で、仕事の内容や求められる力がどう違うか
  • 設置して終わりではなく、長く使われる設備であることが、仕事の進め方にどう関わるか
  • お客様にとって大きな買い物であることから、説明の正確さや信頼がなぜ重視されるか

制度や価格は時期によって変わります。業界研究では、経済産業省・資源エネルギー庁などが公表している最新の情報もあわせて確認してください。

まとめ

太陽光発電と蓄電池の業界は、制度の変化や脱炭素、防災への関心といった社会の動きと深く結びついています。メーカー、販売・施工会社、電力会社など、関わる企業の立場によって仕事も大きく異なります。

Growith株式会社は、太陽光発電システム・蓄電池などの販売から施工手配、設置後のサポートまでを行う会社です。長期インターンでは、営業の現場からこの業界に触れることができます。

※記事の内容は公開日時点の一般的な情報をもとにしています。制度や選考の方法は企業・時期によって異なるため、最新の情報は各企業の案内をご確認ください。

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